2009/4/22 水曜日

私立歯科大学の6割定員割れ問題

Filed under: その他 — スタッフ @ 15:12:15

全国17の私立歯科大・歯学部のうち6割強の11校で、今春の入学者が定員割れ起こしていることが、読売新聞の調査で発表された(4/18付け読売新聞) なかでも定員の4割以上にあたる35~43人の欠員が出た大学が3校あった。ある大手予備校の調べでは国公立大の前期日程の志願者数は、前年度と比べ約15%ダウン、私立大は一般方式とセンター利用方式を合わせて約40%も落ちている。

原因は歯科医師の過剰にある。現在、歯医者の診療所数はコンビニエンスストアの数より2倍以上もあるといわれている。1970年あたりでは歯医者で2時間~3時間待ちはあたり前で、その当時7校しかなかった歯科大学・歯学部を国は大幅に増やしていったのである。それ自体間違っていないのだが、歯科大学・歯学部が多すぎた。その結果が今の歯科医師過剰問題であるが、慌てて歯科医師国家試験の合格率を下げて新たな歯科医師を作り出さないようにしているがそれでも合格率は70%位であり、まだそれでも医師過剰で、近い将来歯科医師国家試験の合格率は50%にまで下がるだろうともいわれている。私立歯科大・歯学部であれば、6年間で数千万円の学費を払い、歯科医師として年収が400万円、300万円ではたまったものではない。国の無責任な政策が招いた結果であることは間違いない。地方都市で歯科大学・歯学部がある新潟や福岡は人口比からいっても歯科医が多すぎる県でもある。近い将来、歯科大学の統廃合がある可能性がみえてきた。

薬学部でも同様な傾向がある。04年頃まで、資格が取れる薬学部は志願者増が続いた。しかし、06年度に4年制から6年制へと変更された前後から、急激に志願者が減っている。また新規の薬学部を先程の時期に国は多数認可してきた。私立歯科大・歯学部と全く同じ構図である。
 

2009/4/2 木曜日

繰上合格

Filed under: 入試情報 — スタッフ @ 16:45:10

医学部定員増の影響で各大学も例年以上に繰上合格を出しているようだが、その影響が大きいところとそうでもない大学の差が出ているようだ。例えば金沢医科大学では補欠候補でもなかった受験生にも繰上合格の通知が来ているし、川崎医科大学では繰上合格の連絡を受け、いったん入学を断った受験生に翌日再度進学しないかと勧誘してきたケースまである。あくまでも推測だが、このケースはこの生徒の次の補欠候補者以下に学力差があったため、大学側がある程度、学生の質を確保したいために熱心に勧誘した可能性も考えられる。いずれにせよ金沢医科大学、川崎医科大学では医学部定員増の影響のしわ寄せをもろに受けた結果のようである。

福岡大学医学部の繰上合格は49番まで回ったようだが、49番までで打ち切りらしい。

愛知医科大学は正規合格者は,編入を含めて156名で第一補欠は118名。3/23の時点での話だが、先週から辞退が始まっており第一補欠の繰上が60名を超えた。

いずれにせよ3月23日月曜から4月3日金曜にかけて、ヤマを迎えたことは間違いない。

 

 

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